【メニュー】
プログラム
主催、共催
後援
委員会
【お問い合わせ先】
第6回横幹連合
コンファレンス 事務局
E-mail:

第6回横幹連合コンファレンス
(2015年12月5日, 6日)
名古屋市 名古屋工業大学

大会テーマ:
「サスティナブル・イノベーションのための智」


フライヤー(パンフレット)   プログラム概要
    ・印刷用詳細版ダウンロード
    ・サイズ縮小版ダウンロード
  ・PDFダウンロード


<INDEX>
 ■ご挨拶
 ■日時・会場案内
 ■プログラム
 ■特別講演のご案内
 ■主催・共催・後援
 ■木村賞について
 ■委員会

ご挨拶

 横幹連合の使命は、自然科学とならぶ技術の基礎である「横断型基幹科学」の発展と振興であり、従前のモノつくりを超えた新しい「コトつくり」を提唱して参りました。 今回のコンファレンスでは、これまで10年に亘り横幹連合コンファレンスで議論されてきた「コトつくり」を踏まえ、更に次の10年への橋渡しの意もこめて「サスティナブル・イノベーションのための智」を統一テーマとして、 イノベーションの継続的推進のために我々が提供できる「智」、行動しなければならない「智」を議論する場と致したく考えております。 なお、知:知識を収めるだけでなく、智:物事を判断して適切に対応する段階に入ったのではとの思いから、大会統一テーマに「知」に代えて、今回は「智」を用いました。
 今日の多様化する社会課題・社会要請にリアリティをもって向き合うには、各会員学会設立の背景にある学問領域を超えて知識や成果を集約することが不可欠となっています。 そのような背景のもとに2年に1度開催されます横幹連合コンファレンスは、横幹技術の「展開」の役割を担っており、各会員学会が有する課題とその解決に関わる知識を深化・共有化・普遍化する交流の場となっています。 多くの皆様の積極的なご参加を心からお待ちしております。
 今回のコンファレンスでは、社会システムの構成要素である ①ヒト、②モノ、③サービス、④組織、⑤社会 に視座をおき、以下のイベントを用意いたしました。
 まず、4件の特別講演として、国立長寿医療研究センター名誉総長 大島伸一氏による基調講演「社会・科学・技術について」を始め、幅広く多方面の切り口から、 株式会社みかんぐみ代表取締役 加茂紀和子氏による社会特別講演「人と建築と」、快友国際特許事務所弁理士 小玉秀男氏による技術動向講演「3Dプリンタの創作過程、当時の評価、特許の失敗」、 そして筑波大学数理物質系化学域准教授 北将樹氏による挑戦若手講演「切れ味の良い分子を自然界にもとめて」をお願いしております。 また、本部企画の「先達セッション」と実行委員会企画の「若手研究者セッション」の特別セッションとともに次の5つの領域、ヒトの課題解決と実践、モノの課題解決と実践、サービスの課題解決と実践、 組織の課題解決と実践、その他の課題解決と実践をオーガナイズドセッションとして企画しました。このほかに一般講演も公募いたしましたので、奮ってご聴講ご参加ください。
                                大会実行委員長  藤本 英雄
                                プログラム委員長 越島 一郎

日時・会場

 日時:2015年12月5日(土),6日(日)
  会場:  名古屋工業大学(愛知県名古屋市昭和区御器所町)http://www.nitech.ac.jp/
  交通:
   ・JR東海・中央本線「鶴舞駅」下車,名大病院口から東へ約400m(徒歩7分)
    地下鉄・鶴舞線「鶴舞駅」下車,4番出口から東へ約500m(徒歩10分)
   ・JR東海・名古屋駅から約1分(JR東海・中央本線経由)
   ・中部国際空港から約35分(名鉄・空港線,JR東海・中央本線経由)
  ■名古屋工業大学交通アクセスページ http://www.nitech.ac.jp/access/

プログラム

 プログラム概要(講演プログラム詳細はこちら

 
プログラム概要(PDF版)ダウンロードはこちら。
講演プログラム詳細(PDF版)ダウンロードはこちら。

このページのトップへ戻る

特別講演

●基調講演



「社会・科学・技術について」
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
名誉総長 大島 伸一氏

【概要】
 20世紀は科学技術至上の時代であった。その結果は、大きな成果となって技術の進歩につながった反面、大きな負の財産をも残すことになった。
 今、我が国は、平均寿命が80歳を超え、65歳以上高齢者が全人口の26%を超える社会に激変しており、科学技術もどうあるべきかが問われている。専門分化を徹底的に進めてきた20世紀の学術推進の在り方から、これをいかに社会の求めるものに換えてゆくか。
 演者は先端医学・医療の領域から長寿医療研究センターへ移った経験を踏まえ、私見を述べてみたい。

【大島伸一氏 ご略歴】
1970年名古屋大学医学部卒。社会保険中京病院泌尿器科勤務、同病院副院長、名古屋大学医学部附属病院病院長、国立長寿医療センター総長を経て、2010年より独立行政法人国立長寿医療研究センター理事長・総長。2014年より同センター名誉総長。2009年より国立大学法人名古屋大学名誉教授。
社会保障制度改革推進会議専門委員、社会保障制度改革国民会議委員(2012~2013年)、中央社会保険医療協議会専門委員(2004~2009年)、医道審議会会長、社会保障審議会介護給付費分科会分科会長代理、日本学術会議委員(22期)、社会福祉法人愛知県社会福祉協議会理事、公益財団法人長寿科学振興財団理事等。


●社会特別講演


「人と建築と」
株式会社 みかんぐみ
代表取締役 加茂 紀和子氏

【概要】
 これまでの自分達の仕事を通じて考えてきたことや実現したことを示しながら 時代と共に変化する建築の在り方について論じ、建築が地球環境の一部であることを前提として、人の居場所として、多義的な社会資本としてあるために様々な分野とのコラボレーションが必要とされていることをお話します。

【加茂紀和子氏 ご略歴】
大学/大学院と建築デザインを学び、卒業後大手設計事務所勤務を経て、1995年NHK長野放送会館設計競技での最優秀案をうけ、設計事務所みかんぐみを共同設立した。その後、さまざまな建築の設計やまちづくりワークショップなどを行いながら、人の居場所をつくることをモットーに取り組んでいる。

主な建築実績

「NHK長野放送会館」:1997年
「2005年日本国際博覧会 愛・地球博 トヨタグループ館」:2005年
「伊那東小学校」:2008年
「mAAch ecute 万世橋」:2013年
「上越市立若竹寮(児童養護施設)」:2013年

●技術動向講演


「3Dプリンタの創作過程、当時の評価、特許の失敗」
特許業務法人 快友国際特許事務所
弁理士 小玉 秀男氏

【概要】
・3Dプリンタの必要性を意識してから3Dプリンタとなり得る技術に巡り合うまでの過程を説明します。
・初期段階の実験によって可能性を確認したあと、実際に利用可能なレベルに発展させることを希望しましたが、初期段階にある技術が評価されず、その後の研究に自信が持てなくなった過程を説明します。
・日本のみならず主要国の全部で、原理原則をカバーする基本特許を獲得することが可能であったはずですが、実際には、日本でも特許を獲得することができなくなってしまった過程を説明します。

【小玉秀男氏 ご略歴】
1973年    名古屋大学工学部応用物理学科卒業
1977年    名古屋大学大学院水圏科学研究所修士課程修了
          主としてヒマラヤの氷河観測に従事。対象が雄大すぎて手に余る。
          実験して確かめられる研究に転身することを決意。
1977年    名古屋市工業研究所入所 企画部に配属。その後に電子部に移動。
          主として 3次元物体の表示技術と造形技術を研究対象とする。
          研究が苦しくなり、転職を決意する。
1984年    弁理士試験合格
1985年以降 弁理士として活動。

●挑戦若手講演


「切れ味の良い分子を自然界にもとめて」
筑波大学数理物質系化学域
准教授 北 将樹氏

【概要】
 天然由来の化合物は、構造や機能の点で多様性がみられ、化学の視点から生物学の重要な事象を解明するケミカルバイオロジーの発展にも寄与してきた。本講演では、トガリネズミやカモノハシなど、希少な哺乳類が持つ麻痺性神経毒や、海洋共生藻由来のCaチャネル作動薬、およびユニークなタンパク質間相互作用を誘導する抗腫瘍性物質など、これまでに発見した生物活性天然物の構造や機能について紹介する。

【北 将樹氏 ご略歴】
1976 年、名古屋市生まれ。1998 年、名古屋大学理学部化学科3年次中退(飛び級)、上村大輔先生の研究室の門をたたく。2001年、名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程中退。同年、名古屋大学助手。筑波大学講師などを経て、2011年より筑波大学 数理物質系 准教授(現職)。筑波大学 博士課程教育リーディングプログラム「ヒューマンバイオロジー学位プログラム」を担当し、医学・生命科学者とも連携した教育研究を実践している。平成23年度 日本化学会進歩賞、平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞。専門はケミカルバイオロジー、生物有機化学。趣味は山歩きとフィールド調査。

このページのトップへ戻る

参加申し込み

参加費には,講演論文集及びコンファレンス全ての講演の聴講が含まれます.

ご注意: 講演者,聴講者,パネルディスカッション者,司会者など,すべての参加者に参加申込みをしていただく必要があります.
参加費の早期割引期間は終了しました.11月21日以降は,正規参加費のお支払いになります.
お問い合わせはコンファレンス事務局conf2015@trafst.jp)まで.

参加費

区分

早割参加費
(11月20日まで)

正規参加費
(11月21日以降)

 

会 員

9,000円

10,000円

横幹連合会員学会の個人正会員
横幹技術協議会関係者
名古屋工業大学関係者

一 般

11,000円

12,000円

上記以外

学 生

2,000円

3,000円

当日,学生証をお持ちください.

特別参加(法人)

100,000円

 

本コンファレンスを支援する法人を対象とするもので,5名分の参加費,広告料等を含みます. お申し込みはコンファレンス事務局までご連絡ください.

懇親会(予定):
 日時:2015年12月5日(土)18:30~20:00
 場所:名古屋工業大学校友会館(café sala カフェサラ)
 会費:5,000円(定員80名,先着順)

主 催

横幹連合(特定非営利活動法人 横断型基幹科学技術研究団体連合)
【横幹連合の37会員学会】(2015年4月現在)

応用統計学会,可視化情報学会,形の科学会,経営情報学会,計測自動制御学会,
研究・技術計画学会,行動経済学会,国際数理科学協会,システム制御情報学会,
社会情報学会, スケジューリング学会,精密工学会,日本MOT学会,
日本応用数理学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本感性工学会,
日本経営工学会,日本経営システム学会,日本計画行政学会,日本計算工学会,
日本シミュレーション学会,日本シミュレーション&ゲーミング学会,
日本情報経営学会,日本信頼性学会,日本生物工学会,日本生体医工学会,
日本知能情報ファジィ学会,日本デザイン学会,日本統計学会,日本人間工学会,
日本バーチャルリアリティ学会,日本バイオフィードバック学会,
日本品質管理学会,日本リアルオプション学会,日本リモートセンシング学会,
日本ロボット学会,ヒューマンインタフェース学会

共 催

横幹技術協議会(横断型基幹科学技術推進協議会)
名古屋工業大学

後 援

(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
観光マップ、観光文化設備割引券等を提供頂いています。会場にて配布いたします。

木村賞について

横幹連合のコンファレンス/シンポジウムでの優れた研究発表に対して、毎年2件を上限として表彰状、記念品、副賞を翌年の定時総会で贈呈します。

このページのトップへ戻る

実行委員会

実行委員長 藤本 英雄 名古屋工業大学
実行副委員長 山本 修一郎 名古屋大学
実行副委員長 仁科 健 名古屋工業大学
実行委員幹事 兼田 敏之 名古屋工業大学
実行委員幹事 坂口 正道 名古屋工業大学
実行委員幹事 越島 一郎 名古屋工業大学
実行委員幹事 田中 由浩 名古屋工業大学
実行委員 秀島 栄三 名古屋工業大学
実行委員 佐野 明人 名古屋工業大学
実行委員 中山 学之 名古屋工業大学
実行委員 畔上 秀幸 名古屋大学
実行委員 本多 裕之 名古屋大学
実行委員 金平 蓮 藤田保健衛生大学
実行委員 成田 浩久 名城大学
実行委員 永野 佳孝 愛知工科大学
実行委員 舩橋 誠壽 北陸先端科学技術大学
実行委員 六川 修一 東京大学
実行委員 鈴木 久敏 筑波大学,情報システム研究機構
実行委員 木村 忠正 (独)科学技術振興機構
実行委員 安藤 英由樹 大阪大学
実行委員 本多 敏 慶應義塾大学
実行委員 板倉 宏昭 香川大学

プログラム委員会

プログラム委員長 越島 一郎 名古屋工業大学
プログラム委員幹事 横山 淳一 名古屋工業大学
プログラム委員 徳丸 宜穂 名古屋工業大学
プログラム委員 小島 貢利 名古屋工業大学
プログラム委員 神田 幸治 名古屋工業大学
プログラム委員 横山 清子 名古屋市立大学
プログラム委員 淺井 達雄 中京学院大学
プログラム委員 柳田 康幸 名城大学
プログラム委員 山本 義幸 愛知工業大学
プログラム委員 岡田 美智男 豊橋技術科学大学
プログラム委員 土屋 英晴 アンデン株式会社
プログラム委員 遠藤 薫 学習院大学
プログラム委員 青柳 秀紀 筑波大学
プログラム委員 岩崎 学 成蹊大学
プログラム委員 庄司 裕子 中央大学
プログラム委員 清野 武寿 ㈱東芝
プログラム委員 平原 裕行 埼玉大学
プログラム委員 松岡 猛 宇都宮大学
プログラム委員 水野 毅 埼玉大学
プログラム委員 山崎 憲 日本大学
プログラム委員 大場 允晶 日本大学
プログラム委員 木全 晃 香川大学
プログラム委員 佐藤 誠 東京工業大学
プログラム委員 杉本 謙二 奈良先端科学技術大学
プログラム委員 西村 秀和 慶應義塾大学
プログラム委員 藤井 享 ㈱日立製作所
プログラム委員 松岡 由幸 慶應義塾大学
プログラム委員 皆川健多郎 大阪工業大学
プログラム委員 三藤 利雄 立命館大学

このページのトップへ戻る


■お問い合わせ先

6回横幹連合コンファレンス事務局
E-mail: conf2015@trafst.jp